ベルリンのカルチャー誌 032c がバリ島での International Stussy Tribe ギャザリングイベントに迫ったインタビューをチェック

1980年のアメリカ西海岸におけるサーフカルチャーにルーツを持ち、今や世界のストリートカルチャーシーンを牽引する存在となった〈STÜSSY(ステューシー)〉。そんな〈STÜSSY〉が掲げる歴史的なテーマであり集団でもある“International Stussy Tribe(IST)”の精神を反映したギャザリング(集会)イベントが、2017年10月、インドネシア・バリ島にて開催された。

1991年の東京にそのルーツを辿ることができるISTギャザリングとは、その“集会”の名の通り、〈STÜSSY〉の中枢にある様々なカルチャーシーンのキーパーソンたちを集めて世界各地で開催されるイベントのこと。今年はその開催の地にバリ島・スミニャック地区にある人気ビーチクラブ『Potato Head Beach Club』が選ばれ、歌手のTheophilus London(シオフィラス・ロンドン)やブランドとも親交の深いオランダ発の〈Patta(パタ)〉クルー、英「BBC Radio」のプレゼンター/DJのBenji B(ベンジ・B)らをはじめとする音楽パフォーマンスや、アートワークショップ、インスタレーション、サーフィン、ビーチサイドでのスケートセッションなど様々なプログラムで2日間に渡り“Tribe”の面々をもてなした。

そして今回、『HHHYPE』でも度々その動向を追っているドイツ・ベルリン発のカルチャー誌『032c』が、その〈STÜSSY〉によるバリ島でのISTギャザリングをフィーチャー。ISTのオリジナルメンバーでもあり、DJやデザイナーとしても活躍するJules Gayton(ジュールス・ゲイトン)にインタビューを敢行し、自身のことやISTのことなどについて興味深い話を彼から聞き出している。下にそのインタビュー抜粋の和訳文を記載するので、ぜひチェックしてみてほしい。

1980~90年代にロンドンにてプロスケーターとして活動していたことについて

あの時はまだ先駆的なムーブメントのようなものだった。人々はそれが後々カルチャーとして大きくなるなんて思ってもなかっただろうね。僕たちが初めてサウスバンクでスケートした時は素晴らしかったな…13歳の少年がハーフパイプに突っ込んでいく時か、セットの途中で感情が一気に高ぶる曲を聴いた時と同じような感覚さ。一生僕の中で消えてなくならない感覚だと思うよ。

ISTが持つ共通意識について

音楽への愛だね。自然と着る服もそれに近くなる。僕はいつもミュージシャンがどんな服装をしているかに影響されるんだ。デビッド・ボウイとか。パンクやレゲエのアーティストもすごくスタイリッシュだし、1990年代のニューヨークのヒップホップも良いね。当時はハイファッションなんて買えないから、服をどうやって組み合わせるかが自分のスタイルを表現する一番の方法だった。スタイルはお金がなくても色々できるんだ。

今回のバリ島でのISTギャザリングと35年前の東京開催を比較して

ISTのイベントはいつも素晴らしいし、ユニークだよ。僕は“トライブ”の歴史が好きだけど、それを今の時代に合うように変化させていくつもりさ。インターネットの存在もあって、トライブはかなり大きいファミリーに成長した。今は本当にグローバルなクルーになったよ。ラインアップは変わったし、それぞれ1年ごとに違うメンバーがトライブの舵をとるんだ。だけど音楽はいまだに大きな焦点さ。レコードだろうがUSBだろうが、フォーマットはどんな形でも、結局のところ音楽とそれを共有する愛が一番大事なんだ。

全編英語となるが、続きが気になる方はこちらよりフルインタビューをチェック。

併せて、〈STÜSSY〉がロサンゼルスにオープンした新店舗にてついてもこちらから。