2017年に注目すべき7つのトレンド

年が明け、初売りを終えると、ファッション業界は春夏コレクションの立ち上げに向けて慌ただしい毎日を過ごすことになる。『HHHYPE』でも去年の段階から新作アイテムやルックブックをご紹介しており、デリバリーを心待ちにしている読者も多いことだろうが、そこで気になるのが、シーズンの“トレンド”だ。まだ寒い日が続くこの季節に、春夏のスタイルやその時の気分を先読みするのは難しく、トレンドを理解しておくことは、買い物をする際の指標としても心強い味方となる。そこで、『{{BRAND}}』では、これまでに発表されたルックブックやランウェイから、今後12ヶ月のトレンドを予想。本格的な春夏コレクションのローンチに備えて、下記より、トレンドになる可能性を秘めた7つのカテゴリーをチェックしておこう。

ワイドパンツ

20年代中期、オックスフォード大学のとある学生が履き始めたことをきっかけに、学内で一気に流行したとされるワイドパンツ。今季はチノやベイカーといった頑丈な生地感のものから一転、スラックスが人気を博しそうで、開襟シャツやローファー、ビーチサンダルなどとあわせる“いなたい”スタイルが面白そう。

四角張ったショルダー

ストリートに飽きて、今季はドレスにトライしたいという方には、〈Balenciaga(バレンシアガ)〉や〈Thom Browne(トム・ブラウン)〉も提案する四角張ったショルダーはいかがだろう。もし取り入れるのであれば、王道のトラッドスタイルで組むよりも、アイテム単体の主張が強いので、足元やボトムスの丈感などでメリハリをつけよう。

極端に長いスリーブ

昨年から継続しそうな気配がある超ロングスリーブ。代表ブランドは〈Vetements(ヴェトモン)〉だが、今季は〈Raf Simons(ラフシモンズ)〉、〈HBA〉、〈Juun.J(ジュン・ジー)〉などでも展開がありそう。

ポートレイトプリント

ここ数年、Tシャツと言えばロゴものかグラフィックが中心だったが、いよいよフォトプリントに回帰しそうな予感。筆者としては、今季ものからピックアップするのも良いが、より個性の出せるアイテムなので、古着屋を渡り歩き、お気に入りの1枚を見つけたい。

インダストリアルなアクセサリー

メンズシーンで徐々に人気が出てきているインダストリアルなアクセサリー。その代表格として、〈OFF-WHITE(オフホワイト)〉や〈A-COLD-WALL*(ア コールド ウォール)〉、〈ALYX(アリクス)〉などを思い浮かべる人も少なくないはず。まだ愛用している人が少ないものをお探しという方は、バックル自体で1トンの耐久性があり、パラシュートやNASAにも採用されている「austrialpin」の超高性能のギネス認定バックルを用いた〈bagjack(バッグジャック)〉のコブラベルトはいかがだろう。

黒染め

日本の伝統的な染色技法・藍染は、“ジャパンブルー”として、ここ数年大きな注目を集めてきたが、その繊細な染色技術が評価されたことにより、“真黒”や“純黒”と呼ばれる自然界にはない黒を表現する黒染めに視線が集まっている。厳格さや力強さ、ダークで洗練された雰囲気を与える黒でも、〈Blackyoto(黒京都)〉や〈Porter Classic(ポータークラシック)〉が採用する製品染めは、生地から縫い目まですべてが同じ染料で染められるので独特の仕上がりとなる。

チャイナシャツ

続いてもアジアの文化。過去数年は、柔道着のような合わせをするトップスや、チャイナパンツなどがトレンドとなった時期もあるが、今季は〈Sasquatchfabrix.(サスクワッチファブリックス)〉や〈BAPE®〉からの登場により、ストリートでチャイナシャツを見かける機会が増えるかもしれない。