河村康輔と nana-nana のディレクターが明かす AKIRA ART WALL の舞台裏

去る2019年11月22日にグランドオープンした新生『渋谷PARCO』。その誕生に先駆け、『AKIRA(アキラ)』の作者 大友克洋とコラージュアーティスト 河村康輔による一大プロジェクト“AKIRA ART WALL”は2017年10月にスタートした。

建て替え工事に伴う仮囲いを利用して展開された同プロジェクトは、2019年8月まで続き、その後『渋谷PARCO』のオープニングにあわせて、ART WALLを再度巨大コラージュ作品として展示する“AKIRA ART OF WALL Katsuhiro Otomo × Kosuke Kawamura AKIRA ART EXHIBITION”が開催された。『HHHYPE』の熱心な読者の方であれば、このプロジェクトがその間にアメリカやイタリアなどにも上陸していることはご存知だろう。実はこの海外進出には、バッグブランド〈nana-nana(ナナナナ)〉が大きな原動力となっている。今回『{{BRAND}}』編集部では、河村氏と〈nana-nana〉のディレクター 竹之内氏の両名に対談形式のインタビューを敢行。“ART WALL”プロジェクトが、どのようにして渋谷を飛び出し〈nana-nana〉を巻き込みながら世界を巡り、終着点である『渋谷PARCO』でのエキシビションに行き着いたのかを聞くことに成功した。これまで語られることのなかった貴重なエピソードの数々をじっくりと読んでいただきたい。

まず河村さんから改めて今回のAKIRA ART WALLのご説明をお願いできますか。

河村:一番最初は、2019年に向けてPARCOの改装始まるときに、担当の小林さん(PARCO)が話を持ってきてくれて、2012年に大友さんの原画展でコラボしていたので、それを小林さんも知っていたので、またAKIRAで一緒に何かできないかと話をいただいたのですが、でもそういう話は多いからいつもだと結構大友さんも断られたりするんですけど、今回は工事現場にアート作品を作るという特殊な企画だったので、それを大友さんに話したら大友さんもなんかちょっと面白がってくれて、そこから色々スタートしました。元はそのPARCO的には一ヶ月に一回くらいゲリラ的にやったらどうかというところから始まったのですが、最初まだ何をやるかっていうのが決まってなくて、壊れていく建物の一部分に巨大な引き伸ばしたAKIRAのコミックのコマを貼って、一ヶ月に一回3年間ずっとチェンジしていくという、そういう話からスタートして行きました。それを大友さんにそのまま持って行ったら、大友さんがそれだとただのコマだから面白くないから、コラージュして一個の作品にしたらどう?って提案してくださって、それで結局毎月っていうのがなくなって、ざっくりですけど一年に一回で3回って区切りにして、全部僕がコラージュして3年間かけて、ゲリラ的にやっていくっていう方向で決定しました。普通だと、これがPARCOの広告だったら大友さんもやらないってなってたかもしれないけど、最初の段階で広告でもなんでもなくて、あそこに3年後にPARCOができるから、100%広告じゃないってわけではないんだけど、どこにもPARCOって入れなくていいって言われて、それで大友さんも面白がってれたんだと思います。結果本当に壁には3年間どこにも入れてなくて。©︎のクレジットにも入ってないんですよ。計3回何ですけど、その前に、金田のバイクをカラーに塗ったAD2019ってだけの作品を最初に出したんですけど、結局コラージュでやるってなったので制作期間の兼ね合いと、公共の場だから色々なところへの申請とか諸々全部やってると時間がかかるってなって、最初話もらってこれは少なくとも半年以上はかかる…それでどうしようっていうので、街の人や観る人をある意味モヤモヤさせる意味で、何の情報も入っていないAD2019ってのを出して、みんなが告知何も入ってないし、ゲリラではないんだけど、どこで何をやるのか、映画をやるのか、もしかしたら展示をやるのか、全くわからない状態にして、またある時突然朝通ったら壁が一つのコラージュ作品になっているというやり方をしようってなって、そこからART WALLが始まってそこから手探りで制作が始まった感じです。

PARCOの発案で、その後に皆さんでアイデアを出しあった形なのですね

河村:そういう感じですね。PARCO発案でこういうのを工事現場でやりたいってなって、そこから大友さんとずっとどうするって話をPARCOと大友さんと僕で話し合って。1回目だと1巻から2巻まで、2回目を3巻~4巻、3回目を5巻~6巻って流れになるじゃないですか、それも取っ払おうって打ち合わせで決定し、完全に新しいAKIRAをコラージュで作っちゃおうってなって、大友さんが任せるわって言ってくれたから、いつも通り好きなように作るんだけど、横長なんで横スクロールで見れるようなものを1巻~6巻まで全て無視してやろうってなりました。なので、本当にあれはコマの順番がメチャクチャなんです。

そのあとにHYPEFEST*に行かれたわけですよね?*2018年にNYで開催されたHHHYPE主催のフェス

河村:鉄雄の時って1回目だったかな、2回目だったかな、ちょっとそこが定かではないんだけど、ちょうど1回目から2回目の壁に変わるときに、ポスターを出すっていうのも計画はしていて365日が1枚に収まる超でかいカレンダーを作ろうってなってたタイミングでちょうどHHHYPEからお話もらって、それでHYPEFESTに大友さんと呼んでもらって行った流れです。ニューヨークに呼んでもらって、それこそそこでnana-nanaにも繋がるんです。そう言ったら今回のこの3年間の取り組みでの大きなターニングポイんトになったんじゃないかな。

そのあとに海外を回られた?

河村:そこがきっかけで全部決まって行きました。大友さんも、その前にSupreme(シュプリーム)をやってたけど、ファッションの現場で見ることも中々ないと思うのですが、HYPEFESTに行った時にすごく楽しかったみたいで、全然違うフィールドで、若い世代で作り上げてる大きなシーンがあるっていうのを現場で体感して、これはすごいねってなってるタイミングっぽくてそのタイミングでたまたま会ったんだよね。
竹之内:僕の方は何をしているのかっていうのはまだわかっていなくて、河村さんがHYPEFESTの行くってのをお聞きして、僕もちょうどアメリカに行く時でしたかね?
河村:そうそうそう、あれなんで行ってたんだっけね。
竹之内:僕はLAに行くときで、HYPEFESTで河村さんがやるって言ってたから観に行こうかなみたいな。というノリだったですよね。
河村:そうだそうだ。

今まさにどのタイミングでnana-nanaが入ってこられたのを聞こうと思っていたところでした。

竹之内:まさにHHHYPEがきっかけで。もちろんその前から河村さんは知ってて、共通の知人から紹介してもらっていました。
河村:ちょうど紹介してもらってすぐ、じゃあチケットもなんとかなるかもっていうので、ちょうどアメリカ来るって言ってたので、行こうって

お二人の関係性もその辺りから始まったのですか?

竹之内:その前から食事もしてましたよね?
河村:飯は食ってた。でも1回ぐらい?
竹之内:でも結構連絡は取ってましたよね?
河村:取ってました。連絡は会ってすぐくらいから密にとってて。
竹之内:今年1年は深すぎてあんま覚えてないですね(笑)。
河村:まだ1年ちょいだからね。
竹之内:お世話になってるGR8の久保さんも行くってなってたんで、じゃあ行ってみようかなってなったんですね。それでみなさんPublic(パブリック)*に泊まってて、僕は全然違うところに宿泊してまして。それこそここからコラボ秘話に繋がっていくんですけど、知人がやってるSakaMaiという飲食店があってその近くに僕は泊まってたんですよ。そうしたらPublicからたまたま近くて。*ニューヨーク・マンハッタンに位置するホテル
河村:あ~そういうことね!
竹之内:そうだったんですよ。それで河村さんに大友さんも来てるんだったら美味しい飲食店があるのでタイミングが合えば行きましょうって話をしてたんですよ。
河村:そうだそうだ。それで、結構普通だとゴリゴリ大友さん大友さんってなるんだけど、タケちゃんはそういうことがなくて、その時に連絡もらったのが、いけますかって連絡だったんですよ。普通だったら大友さんも誘ってくださいよとかなるじゃないですか、そういうの全然なくて河村さん今日の夜は抜けられますか?くらいな感じで。大友さんたちとやっぱご飯決まってます?みたいな感じで。もし河村さん抜けれたらすごい連れて行きたい和食屋があるからって言われて、それで大友さんにも聞いてみたら、その日のご飯がまだ決まってなくて、いつもだとその日誰かが決めてくれて行ってたりしてたから、その時に俺だけ行くってのもな~と思って大友さんにも声をかけて、これこれこういう友達がいて、夜和食屋予約してくれるみたいだから行かないですか?って言ったら行こうよって言ってくださって。じゃああとで紹介しますねって言って話してて。
竹之内:それが確か初日だったと思うんです。2日目の朝にGR8の久保さんが「タケちゃんも行こうよ」とHYPEFESTに誘っていただいたので、久保さんたちの泊まっているPublicに朝行ったんですよ。多分10時とか10時半くらいに下に集合だったと思うんですけど。久保さんと一緒にいて、河村さんが来る前に下に大友さんが来たんですね。
河村:そうそう、タケちゃんから前の日に明日Public行きますねって聞いてたから、明日大友さん紹介するねって言ってたんだけど、前日の夜に大友さんとPublicのホテルのバーで飲んで、次の日の朝にフロントで待ち合わせしてたんだけど、次の日俺が遅刻しちゃって…
竹之内:そうしたら先に久保さんに紹介していただいて、それからHYPEFESTに向かいましょうっていう時に、僕がnana-nanaのA4かA5のバッグを使ってたら、大友さんが「それいいね」ってなったんですよ。
河村:俺がちょうど降りた時に、タケちゃん来るってなってたから、HHHYPEでポスター買ってくれたら付くART WALLのステッカーをタケちゃんにお土産であげたらその場でカバンに入れてて、それがたまたまA5かA4で、そこから透けてAKIRAの絵が見えてて、それを大友さんが見て「それいいね」ってなってそれどこのバッグ?って。それで透けてるのと、A4とか書いてあるのを見て、これめっちゃいいじゃんってなって。これタケちゃんのブランドのバッグですって。
竹之内:その時はそれで終わったんです。HYPEFEST行って色々な取材とか受けてて、僕も久保さんたちと手伝ったりなんかして。Travis Scott(トラヴィス・スコット)が来たり、いろんな人が来たりして。そこで一回別れたんですね。で、ご飯行けるんだったら行きましょうという形で、さっきの話になり。
河村:で、ご飯に一緒に行って、そうしたら大友さんもタケちゃんの事すごく気に入って、一緒にお酒もすごい飲んで、2人ともめっちゃテンション上がってて、こうみんないる中で楽しかったねってなって、じゃああの今日閉めようかってなったタイミングで、その時講談社の人とかPARCOの人とかみんな結構な人数になっちゃったんだよね?
竹之内:8人くらいじゃないですか?講談社さんとPARCOさんと。すごい飲んだんですよ、焼酎を一升半くらい空けたんですよ。
河村:あれ全部入れたら何十万、結構な金額。
竹之内:そこは本当に美味しい日本食屋さんで、河村さんにも純粋に食べて欲しかったので。みんな美味しいってなったし、お酒もご飯も進んでましたね。
河村:大友さんも美味い美味いって言って、結構食厳しいのに、ここめちゃくちゃ美味いなって食べてて。全部に対してすごくテンション上がってる時に最後、ベロベロでさあお会計ってなった時に、もう講談社さんの人は一応{{BRAND}}に呼んでもらってたとしてもお付きで来てくれてるから、全部ケアしてくださってて、お金払うときに誰が払うか分からないから、講談社の人はやっぱ一番に、カード出してくれたんだけど、その瞬間にもうベロベロのタケちゃんがそのカードをバッと取って投げて、自分のカードを出して、ここは俺が払うんでって。みんなエーーーーって。結構いってるよって(笑)。全部そこを押しのけて…最初講談社と小競り合いみたいになっててね、何言ってんですかみたいな(笑)。
竹之内:僕は僕でそこでご飯を食べたくて皆さんを呼んだんで、普通は僕が払うじゃないですか当然ながら。
河村:そこで大友さんがお前おもろいなってなって、その次の日とかには昨日本当にご馳走になってあれだったから、今度お返ししたいから、うちからご飯誘ってあげようって大友さんから言い始めて、それで三日目も一緒に行って。
竹之内:ただ二日酔いで僕は全然食べられないという(笑)。
河村:ずっと二日酔いの状態だったね(笑)。その日にたまたま外で二人で話しをしてる時にちょっとロスとかでやりたいみたいな、これできたら最高っすねみたいな、HYPEFESTが凄くしっかりしたブースとかも作ってやってくれてたから、なんかああいうでかいことをロスとかもっとヨーロッパとかでできたらやりたいっすねって話を立ち話でしてて、そうしたらそのタイミングで講談社の方も外に出てきて、その話を3人でしてたら、いや僕は全然やって欲しいですって言ってくれて、あとは中にいる大友さんの許諾だけだったんで、大友さんに軽くその場でその話したら、「いいんじゃない?」って言ってくれてその場で展示が決まって、そこでバッグも作ったらどう?みたいな。普段コラボするときって、かなり大変な事だから凄く綺麗な流れだった。

Supremeの時もだいぶお時間がかかったと聞きましたが。

河村:3年くらいかかりました。OK出るまで半年以上くらいで、そこからデザイン詰めたりとか1年以上くらいな感じです。
竹之内:その時に僕が考えたのは、HHHYPEさんでこうやってやってるって中で、もちろん僕たちはもっと小さい会社なんで、僕がやれるとしたらアメリカにも会社を持ってたり、ミラノにもセールスチームがいたりするんで、そういう場所でならできるかなと思ったのと、やっぱり河村さんの個展も一緒にやったほうがいいんじゃないかなっていうのが僕のあの時の強い思いだったんですね。もちろんAKIRAのね、やることはやるんですけど、やっぱり河村さんという方が外に出るようにというか。それで僕はやったら面白いんじゃないかってその時酔っ払いながら思ったんですよ。
河村:そうだ、そん時に大友さんにもそれを言ったんだよね。
竹之内:そうです。
河村:AKIRAだけでやりたいわけじゃないっていうのを。
竹之内:みんなで一緒に河村さんとやっている事ですしね。
河村:ちゃんとセパレートしてやりたいってことを話してくれて、一緒の会場だけど俺の個展と、ART WALLをちゃんと見せようと言ってくれて。
竹之内:アートにしてるのは河村さんっていう話しも聞きましたね。
河村:そうしたら大友さんもそれに対して、すごく喜んでくれて、それはいいねって。

プロダクトありきではなく、純粋にアートの話から進行してそれに付随する形で進行したのですね。

竹之内:そうですね。
河村:水面下ではPARCOが完成した時に展示をやるのだけは決まっていて、確かまだ内容までは決まっていないくらいの頃だった。
竹之内:僕はその時は何をやるのか全く知りませんでしたね。
河村:とりあえず11月のオープン予定だからその時の一発目の企画としてその壁を使った展示をやりましょうっていうまだ企画はざっくりした状況で、それがあるから、そこの前パブではないけど、そこに繋がっていくためにってことでタケちゃんが色々動いてくれて。それで、じゃあ海外でちょっとずつやって行きながら、最終的にPARCOに繋がったら逆輸入じゃないけど、ぐるっと回って最終的に東京っていうので完成したら最高だねって。ツアーみたいな形になるんじゃないかっていう提案をしてくれて。

合計何ヶ所で開催されたのですか?

竹之内:2箇所ですね。LAに会社があるのでLAと、ミラノにセールスチームがあるのでミラノで。
河村:結構でかい規模でやって、ロスの時は壁を再現して、本当に同じ鉄板を作って展示してくれました。
竹之内:仮囲いを作りました。これがまた制作が大変でしたね。まず鉄板の仮囲いがLAにはないんですよ。ああいうスチール製のものが。工場行って同じやつを作ってもらいました。
河村:全く同じような素材の白塗りの同じ感じの壁を作ってくれて、実寸だと会場の部屋に入りきらなかったので少しだけ縮小したサイズの壁なんだけど、本当ちゃんとした壁で、壁を壁に貼り付けるという、囲ってはないんだけどリアルだったね。あれ何メーターくらい?
竹之内:20メートルちょいでしたかね?確か。
河村:壁をがっつり作って、印刷も海外と日本だと質感が違うんだけどあっちでいろんな業者探してくれて日本の素材に極力近づけてすげーリアルに渋谷の路上にあったものとほぼ同じような質感のART WALLを作ってくれて。そこの奥の部屋で俺の展示をやってくれて、それが終わって次ミラノでやってくれました。

ミラノは何月ですか?

竹之内:LAが7月で、ミラノが9月です。
河村:ミラノの時は色々すったもんだありながらね……。
竹之内:まあ仕事をしないとか……。
河村:びっくりしたよね。行ったら何もできてなかったんですよ。オープンの前の日に、俺は別の仕事でギリギリまでロンドンにいて、オープンの日?しか行けないってなって。オープンの日には行こうとしてたんだけど、ギリギリになってオープンを一日ずらしますって連絡きて、逆に前の日に入れてちょうど良かったってなったんだけど、着いたばっかりだからさすがに疲れてるから現場だけ軽くのぞいて帰るよって話をしてて、全然こっちでやっとくんでって言ってくれてたから安心してたんだけど、着いて会場に行ったら12~13時間後にはオープンなんだけど何もできてない状態で……(笑)。
竹之内:AKIRAの壁はできてたんですけど、河村さんの方のセクションが全く進んでなくて。
河村:本当に壁だけ貼ってあって、壁にAKIRA ART PROJECTのデカール貼らなきゃいけないのにそれも貼れてないし、1つの壁が俺のだとしたら逆サイドの壁がPARCOさんでプロデュースしてもらってて、今ちょうどPARCOのAKIRA ART OF WALLの展示の入り口入ったらすぐある記録写真を展示しようって話だったんだけど、その壁もその時まだ全部真っ白でね……やばいなこれ何もないねって。
竹之内:僕なんか1週間前に入って散々わめき散らしても、そんな状況でしたからね。
河村:数時間後にはオープン、どうしよう…って。自分の作品を額入れたり、壁に打ったりしている最中にまだ額が足りないってなって額買いに行ってもらったりしてたよね。額買って背景に敷く紙買ってきてもらったら紙のサイズが合わないってなったり(笑)。そこから、また紙探しに行ってもらってその間に出来るところを進めて。
竹之内:今年一番、いや生まれて一番ですかね「やばい」となったのが……。
河村:やばかったよね。
竹之内:やっぱり海外だと全部の勝手が違うので。なんとかしないとなという思いのみでした。
河村:結構、本当やばかったよね。本当にギリギリで、俺は深夜1時くらいでなんとか切り上げて帰って、みんなは朝までずっと徹夜でやってて。

竹之内:ミラノはPARCOさんのリニューアルの告知もしましたよね。7月のLAの時点ではまだ告知ができなかったのですが9月は丁度重なったのもあり、PARCOさんとAKIRAの取り組みの歴史を写真にして時系列で展示させて頂きました。
河村:1回目にHYPEFESTがあって、2回目のスタートくらいからはタケちゃんとはがっつりと同じくらいの感じで一緒に歩んでて、それが本当に2人3脚くらいの感じで、日本でも売るのかどうかわからない状態で最初のLAに合わせるようにすごい急いでバッグを作ってもらってね。LAでローンチしてもらって。

日本で初めて売られたのはいつになりますか?

竹之内:11月22日です、PARCOですね。
河村:それまでは日本では売ってなかったです。

ちなみに河村さんとのコラボのアイテムは?

河村:あれは全然別で先に進めていました。

池袋PARCOでの個展の時には売ってましたよね?

竹之内:そうですそうです、あれはもう前に出してました。
河村:あれはそうですね、あれは伊勢丹のポップアップのとき用だったから。俺とのコラボのバッグはあるんだけど、AKIRAのバッグはその時できてはいたけど、どこにも出さずに、日本はPARCOのオープンに合わせて出すのでそこまでは出さないって決めてて、それ自体も全く告知してなかったから、結構ロスに買いに来てくれてね。ロスに住んでる友達が日本から連絡あってわざわざ買ってもらって日本に送ってもらうみたいなのがあって、11月に日本で売るけどそれはその時にまだ言えなかったから、友達とかにもずっと内緒にしてて…
竹之内:もうちょっと待っててねとしか言えなかったですよね。
河村:そう。どこで漏れるかわからないから、日本で買えるらしいよ~ってなっちゃうと今までのが全部水の泡になっちゃうから、何人かは本当ロスで買ってもらってるし。人にお願いしてわざわざロスで買ってくれた友人達にも、もうちょっと待ってくれたらなと思いながらも、ありがとねって言って……。

竹之内:あと、制作秘話として一番緊張したのは、ニューヨークから帰ってきて大友さんに企画書を見せる時でしたね。河村さんからの前情報でもなかなか通らない事も聞いてたのでし、その時の食事会が一番緊張しました。なかなか言い出せなかったですね。大友さんも半笑いで「そろそろ話せよ」みたいな。その食事会はそれ前提で開かれていたのですが、なかなか切り出せなかったです。
河村:完全セッティングされてわざわざ吉祥寺まで来てくれて、飯屋も予約してきてくれてるのに、全然本題を話さずに最近調子はどうですか?みたいな(笑)。
竹之内:ずっと世間話をしていましたね。
河村:軽く一時間くらいはなんも本題は出なくて、ずっと違う話してて。
竹之内:講談社の方、PARCOの小林さん、デザイナーの奥出さんと大友さんと河村さんの6人でしたね。
河村:そう、それですげードキドキしながら、しかも奥出さんがなんかですごい遅れてきて、来るまで資料も出せなくて、奥出さんが着いたタイミングくらいで大友さんの方から「お前それでどうなんだよ」って「そろそろ出せよ」って(笑)。
竹之内:大友さんの優しさを頂きました。
河村:すごいドキドキしたと思うんだけど、出して見てもらったその場でOKもらえたよね。
竹之内:あれが4月ですよね?
河村:4月くらいだったと思う。

半年前ぐらい前ってことですよね?

河村:それくらい。結構ロスのギリギリで、ここでoKもらわないともう出せないという状況だったよね。
竹之内:そのときの企画がPARCOさんで行われた壁の第1弾をnana-nanaのPVCバッグで6色に分けて発売しようという企画だったのですが、画角もすごくよく綺麗に切れてたんですよね。事前に河村さんと奥出さんと話をして「これめっちゃいいじゃん」となり自信を持って見せれました。
河村:しかも結構異例だったのが、やっぱり、1回目に見たラフはいつもの縦のA5サイズのバッグだったんだけど、2回目のラフの時に奥出さんがめちゃくちゃいい案を思いついたから、もう1回見てもらっていいですか?って1回データを送ってきてくれたら、まさかの横になってて、今までになかった横のバージョンになってたから、これはいいんじゃない?って言って、ちょうど横に6分割したら、壁ぴったりになったんですよ。まさかの、全然計算もしてないのに、むしろピッタリ入らないと思うからトリミングしていいよって言ってたのが、綺麗にピッタリ6分割になってて、もうこれでしょ!ってなったよね。
竹之内:PARCOさんも喜ぶだろうし、河村さんのAKIRAをアートにするという作品もnana-nanaの商品としてちゃんと見せられるし、一番いいだろうと。
河村:大友さんも面白がるだろうし、
竹之内:nana-nanaを普段から使用してくれてる方達も喜んでくれる「良いものができた」って思いましたね。良いものができたからゆえに見せるのがめちゃめちゃ緊張してしまいまして……。
河村:これでダメって言われたら自分達との温度差すげーじゃんみたいになっちゃうから(笑)。それをパッと出した時に、反応はすごく良かったよね。一発でこれはいいねってなって。面白いじゃんってなって、直しは一切なかったもんね?
竹之内:直しなかったですね。一発OK
河村:直しがまったくなく、一発OKで。

本当に異例続きだったんですね。

河村:そう、異例続きで、これは微妙だねってのいうのも勿論あったりとかあるんだけど、すんなりいって本当に異例続きだったね。
竹之内:商品の6色も実はAKIRAの本の色に合わせてるんですよ。
河村:すげーいい。
竹之内:商品が入る外袋も同じ色にしてます。
河村:その場で、これで進めていいよって話になったよね。
竹之内:デザイナーと帰りのタクシーでさらに頑張るぞと息巻いてました。
河村:内心は本当にドキドキしてたと思う(笑)。
竹之内:そうですね、河村さんもドキドキしましたよね。
河村:いやこれで俺も前に見せてもらっていいじゃんいいじゃん言ってて、大友さんにダメだよって言われたらタケちゃんどうしようかなって思ってたからね(笑)。
竹之内:河村さんは最強にいい人なんですよ。一緒になって緊張してくれて一緒になって本気で喜んでくれて。嬉しいですしますます信頼できるなと思った所です。
河村:めっちゃドキドキしてたもんね。絶対俺こう横に座るから、大友さんの横座って。俺は絵見ちゃってるし知ってるし、みんな様子うかがうじゃないけど、PARCOの人も知ってるし、講談社の人も知ってるし、多分見てないの大友さんだけ。俺は俺で前情報としてすげーよかったすよって言ってるから、企画書を出した時の1ページ目を開くときのドキドキ感。1ページ目をパッと見て一瞬無言で、2枚目見てああいいじゃんってくださって、内心「よかったーー」って心底思って飲めない酒飲もうと思ったもんその時は(笑)。
竹之内:大友さんが仰っていたのが、「これはAKIRAをアートにしている河村の作品なんで、だから全然いいですよ」と。だから河村さんと一緒にやるってこともすごく喜んでくれてました。

きっと、AKIRAだけでなく河村さんも!というのが、大友さんが竹之内さんを気に入られた1つポイントだったのかもしれないですね。

竹之内:僕が思う大友さんはすごい律儀だし熱い人。そう感じる瞬間が今までに何個かあるんですけど、その時もすごく感じましたね。
河村:でもそうかもしれないよね。なんかいつも割と絶対俺を通して行って、カマせればどうにかなるだろうっていうのが結構あるんだけど、俺がマネージャーじゃないのにマネージャー的な扱いをしてくる人達も結構多かったりするんだけど、たけちゃんに関してはそれが全くなくて、それがたぶん大友さんにもなんか伝わってた気がして、そこを最初から理解してくれてたというか。一緒にやってるって言ってももちろん絵も凄いし、大友さんの絵だから勿論それが前面に出るんだけど、やっぱり大友さん自体はどこ行っても取材のなんかの時も俺の名前を出してくれるの。あれはあの河村の作品だからとかって、すごく俺を立ててくれるというか、それをすごくやってくれてて、それをタケちゃんに言ってたわけじゃないけど一番それを汲み取ってくれてたから。それを多分変な裏がない感じで、感じ取ってくれてたんじゃないかな?最初大友さんに会った時にも裏なく、あれは河村さんの作品だと思ってるから一緒に展示やるにしてもART WALLの展示をやりたくないっていう話をしてくれて。そうしたら大友さんもすごい喜んでくれて、そりゃそうだよってすごい言ってくれて。
竹之内:LAでの展示の時は大友さんも別の仕事でLAにいらしてくれてて、当日はタイミングが合わなかったのですが前日に来ていただいたんですよね。
河村:忙しい人だからガチガチにスケジュールが組まれてて、本当に分刻みくらいでスケジュールで動いていたのに、その人たちに現場見に行くからって言ってくれて、現場まで見に来てくれて嬉しかったよね。
竹之内:僕はその時に思ったのは、展示をみたり、世間話をしたりしてたのですが、AKIRAのブースを見てるよりも、河村さんの展示を見てる時間の方がすごく長かったですよね。別スペースで河村さんの大きいキャンバスの作品のプリントを見て「これいいね~」と話していたり、河村さんと話してる姿を見るとやっぱり大友さんの律儀さだったり人に対しての思いが僕の中ではすごく感じられた瞬間だったなって。アーティストの河村さんと漫画家の大友さんが僕らにはわからないキャンバスの話をしてるのが楽しそうで。「あーやってよかったな」と思った瞬間でしたね。
河村:あれそうだね、お前の作品でかくなると良いなって言ってくださって、「欲しいなー持って帰るのいくらくらいかかるんだろう」みたいな(笑)。
竹之内:大きかったですもんね。
河村:全部LAで刷ってくれたんだよね。会場もでかいし、今からでかい作品を作って送るのも無理だから、キャンバス出力で大きく引き伸ばせるからそれで出来るかな?ってお願いしたら、作りますって言ってくれて。一番小さいやつでも1メートル以上だったもんね。
竹之内:大きいので2メートルくらいあります。
河村:LAの市長のとこに旅立って行ったやつはそれくらいのサイズだよね。表彰されて、あれもすごいおもろくて、ロスの時に、来てくれたの最初俺なんか、英語わからないから、サンキューサンキューって言って何言ってるんだろうってその場離れて、変な人に絡まれちゃったと思って(笑)。ずっとここで最高だよっていうのを言ってくれてて、そこまではわかるんだけど、それ以上の細かい話がわからないから…なんかちょうど自分の展示スペースに行った時に声をかけられたんだけど、英語分からないからないしと思って外に出てタバコ吸ってたら、タケちゃんのところのロスのスタッフの子がバッときて、なんかロス市長が表彰したいって言ってるんですけど、そういうのって受けてもらえるものなんですかって言ってますけどって。びっくりして、それはもらうよ!って。副市長の方がその場で賞状を持って来てくださっててそこでもらいました。

もう会場に来る前から決まってたんですね。

竹之内:ありがたいですね。市自体もそういうことをやってくれるのはって喜んで頂いて。全員にとって良かったです。
河村:その時に作品もすごくいいってめちゃくちゃ言ってくれて、本当にあそこでやってよかったなって思いました。

それも含め海外の反響はいかがでしたか?

竹之内:もうそれはすごいですね。
河村:めちゃめちゃすごかったよね。
竹之内:僕たちはイベントもセットでやってるんですよ。(渋谷Contactで開催された)昨日のイベントもそれにつながってくるんですけども。ロスでもイベント、ミラノでもイベントをやってリアルな雰囲気、肌感覚ってのを感じております。全てのイベントは僕たちの共通の友人であるKIRIさんにやってもらってて。DJもAKIRAの世界観に合う構成にして頂きました。
河村:結構豪華なメンツでやってて、特にLAはイベントに行けなかったんですけど、ミラノはすごかったよね。すごい反響でしたね。外に暴動起きるくらい人がブワーって溢れてて、中もパンパンだし、結構すごかったよね。びっくりするくらいの人数がそれこそ一回外にタバコを吸いに行った時にすごいことになってたもんね。外雨降ってたんだけど、そこになんかブワッていて、なんかね、一応IDないとは入れなかったりとか、夜中だから、10代の子たちが来ちゃって入り口で適当に持ってる名簿見てこれ俺だからってすげー嘘ついて入ろうとしたりとか。そういうことすらすごくて。全員入るまでにすげー時間かかったもんね。本当に入り口で全部それをしっかり振り分けてくだけで、最後の人なんか2時間くらいかかってるんじゃない?それくらい大変なことになってて。
竹之内:やっぱりこう思い返すと、反応はすごいですよね。もちろんHHHYPEさんの力もあると思うんですけど、今の若い子もファッション好きな子もみんな知ってますし。AKIRAは神ですよね。ひとつ面白いエピソードがあって、僕と同世代の友達が昔フランスに住んでて、その頃いじめられてたと。でもAKIRAが公開されたら「お前の国ヤベーな」となっていじめられなくなったっていう話があります。40代50代がリアルタイムだと思うんですけど、それが受け継がれて今の若い世代にも受け入れられてるってすごいことですよね。なかなかないですよね。
河村:アニメだけの世界だったら、まだあるかもしれない。オタクの人たち、ジブリとかもそうだと思うけど、でもファッションとかとストリートカルチャーとか、漫画、アニメまでカバーして、最終的に美術までカバーしてここまで残ってるものって知らないし、しかもまだ本人も元気でピンピンしてるってあんまないと思って。あとHYPEFESTの時にすごい思ったけど、国も年齢も関係なくて、あの時も10代くらいの子とかもサインくれとか写真撮ってくれとか言ってくるので、やっぱり自分でも肌で感じられててびっくりしたみたいです。俺らいつも10代の子とかも余裕で知ってますよって話をしてもやっぱりピンとこないじゃないですか。大友さんが言ってたのは、ファッションってカルチャーになったんだねっていうのを言ってて、その昔ってファッションはファッションだったと思うんだよね。いわゆるファッションっていうカテゴリーでしかなかったのが、ああいう風にいろんなブランドが入ってて、一個の特定のブランドじゃない、{{BRAND}}がやってるフェスってところに向けてあれだけ人が集まるってことは、一つのカルチャーを若い子たちが作ってるってのが衝撃だったみたいで、いい体験したなって話されてて、本当にあそこなかったら今回の海外を回る話もなかったかもしれないし、いい窓口になった気がします。本当デカかったよね。
竹之内:本当神がかってますよね大友さんという人は。
河村:神がかってるよね。
竹之内:河村さんもそうなんでしょうけど。
河村:俺はラッキーでしか生きてない。
竹之内:やっぱこう、偶然が重なることが多いですよね。昨日我々がイベントやって、GR8にKanye West(カニエ・ウェスト)*が来て、ていう流れとかも面白いなって思いますよね。*KanyeはAKIRA好きとして有名
河村:なんかまさかの昨日のローンチの時にKanyeなんて、色々変なことが全部タイミングが。

オリンピックやること予想しちゃってますものね。

河村:そうそう、そもそもね。
竹之内:この話の流れの中でひとつお話したいことがあって。まだ河村さんにも見せてないものがあって、ミラノのフェデリコって覚えてます??友達の。
河村:はいはいはい
竹之内:そのフェデェリコがアクセサリーを作ってて、ミラノの時にこれ渡されてるんですよ。俺と河村さんと大友さん用で。これをぜひ渡してほしいってことで。ずっと会えてなかったんで渡せてなかったんで。大友さんには次回会う時にお渡しします。きちんと思いを伝えてあげたいので。
河村:めっちゃいいじゃんこれ。かっこいいこんなの作ってたの?
竹之内:AKIRAの大好きな思いを込めて作りましたと。
河村:やばいね。
竹之内:大好きみたいですからね。次の食事の機会に渡せればなと思ってたんだけど、今日いいタイミングだなと思いまして。
河村:これ凄いクオリティだね。
竹之内:こういう物を作ってくれたりとかAKIRAは本当に愛されてるってことですよね。

河村:今回は本当いろんなとこで細かく話す機会がなかったけど。
竹之内:僕がもうひとつ印象的なのは、最初のNYでの食事で、河村さんと外で話してた時に聞いた事ですね。大友さんは漫画家なので、制限というか、買えない人がいることに少し違和感を感じてる。と言っていましたよね?
河村:今は全部限定になっちゃうから。それよりもやるんだったらみんなの手に行き渡るようにやったほうがって言ってたね。
竹之内:僕はその言葉をすごく覚えてましたしnana-nanaのプライスレンジや層を考えてもそのように進めたいなと思いましたね。それなので、今はできる限りAKIRAが好きな方に届けばなと思っております。
河村:なんかそれは言ってて、欲しいってなって買えないっていうのが、それが今の主流かもしれないけど、やぱり自分はあくまで漫画ってとこでやってきてるから漫画って届かないってとこないじゃないですか。やっぱり買えるものだし届かないってことがないってところでずっとやってきてるから、欲しい人みんなに届くものを作りたいってずっと言ってたから。
竹之内:nana-nanaのオンラインでは世界で発売してますし、会社が傾かない程度に数量はしっかり作って販売しています。それが今の時代と逆行しているのかもしれないですけど、ここまで一緒にコラボレーションをやって頂いた人達の思いだったりもするので、僕が頑張らなきゃいけないところだと思っています。
河村:本当それ素晴らしいですよね。
竹之内:素晴らしい所と言えば、大友さんは、ちゃんと覚えてくれているところなんですよね。河村さんもそうなんですが。おこがましいですが、僕が大友さんの好きな所であり、とても勉強になったのが、初日と2日目にご飯に行った時に、料理に対する向き合い方が半端じゃないんですよ。一皿一皿、頼むワインのことに対しても、決めるのが的確だし、コレ美味い、コレ違うというのが明確なんですよね。こうやって物の捉え方をするんだなってすごく勉強になりました。大友さんは「覚えてねーよ」っていうかもしれないけど、絶対覚えてる。そういうのを繰り返しているんだろうとなと思います。
河村:やっぱなんかこう関わっていくと、本当にかっこいいなってのがすごい。かっこいい大人の理想形かも。なんかすげー優しいしね。やっぱね一回関わるとずっと気にかけるとか、たけちゃんのこともそうだし、この間の時もそうだし、PARCOのレセプションの時もそうだし、Kevin*も一緒にきてて、久々にKevinと会った時にすごい嬉しそうだったしね。*HHHYPEのファウンダー Kevin Ma
竹之内:なぜか俺はタケちゃんって名前もしっかり覚えていただけてるんですよね。
河村:これもすごいレアなケースで、いろんな人に会ってるってのもあって、顔は覚えるんだけど、名前をなかなか覚えないんだけど、一番ビックしりしたのが初めてご飯食べた時の話で、最初に前日にたまたまばったり会ってこのバッグ見て、あっ、すげーいいねってなって、その次の日にご飯行くってなって、じゃあちょっと大友さんにも聞いてみるねって大友さんに一から説明したんだよね、ロビーで会ってて透明のバッグのって言ったら「タケちゃんでしょ?」って、えー覚えてんの!ってなって。あれは結構びっくりして。本当に今までで初めて。その時点から異例な感じがあって。なんかね色々奇跡が続き、なんかねそうしたらあっという間にロス、ミラノやって渋谷まで。一年とちょっとで。
竹之内:僕と河村さんはその間もnana-nanaの方で一緒にパリで仕事させて頂いたりしましたね。本当この1年は早かったですね。
河村:早かったねー。ほとんど日本で会ってない、海外で会ってた。日本で会ったの1回か2回?
竹之内:2人でご飯行ったのは数回しかないですね。
河村:今年本当に2人で行ったのなんてこの間、吉牛食ったくらいだよね(笑)?それが久々に2人でご飯行って。深夜吉牛、ほぼ朝。それぐらいで、それ以外はほとんど海外で一緒にいるから。なんか変だよね、日本で会う方が少なくて。
竹之内:まあそんな感じなんで、次ですね、また何かできたらいいですね。
河村:来年とかもまた何か一緒にできたらいいなって思って。結構ガッツリと。
竹之内:色々と構想はありますからね。
河村:昨日(11月29日のイベント)までがずっと一連のいい流れの締めというか。PARCOとはずっと続くけど、僕たちの中ではこれの終着点というか。
竹之内:昨日のゴールがあっての流れでしたよね。今日の{{BRAND}}さんのが取材があるのがまた不思議な感じがしますね。
河村:すごくいいタイミングでこういう企画を受けてくれるのは本当ありがたいね。

ずっと追いかけてる媒体ではないと読者もわからないというのもありますしね。

河村:やっぱり対談企画やってもらえないですかってお願いしたのもこれもART WALLが始まってすぐにHYPEFESTやるからニューヨークでどうですか?って言ってもらって、やっぱりそのタイミングでHYPEFESTに呼んでもらってそれを記事にもしてもらって、そこがスタートと仮定して考えると、このゴールはできればまたHHHYPEにお願いできないかなと思ってました。