ナズ x ジャック・ホワイトが20年代の名盤ブルースをカバー

文学性の高い詩で評価の高いアメリカ人ラッパーNas(ナズ)と歴史上最も偉大な100人のシンガーの一人に選ばれた元The White StripesのJack White(ジャック・ホワイト)の天才コンビがBeck(ベック)など豪華ミュージシャンをバックバンドに迎え、米放送サービス「PBS」の新しく始まるドキュメンタリー番組『American Epic』にてセッションを披露する。3部構成のこのドキュメンタリーはJack、Robert Redford(ロバート・レッドフォード)、T-Bone Burnett(ティー・ボーン・バーネット)のプロデュースによるマルチメディアのプロジェクトで、アメリカでのレコーディングの先駆けの日々を中心に音楽の歴史について描いている。最新のクリップでJackとNasは多様な演奏スタイルで知られる1920年代の米バンドMemphis Jug Band(メンフィス・ジャグ・バンド)によるマスターピース“On the Road Again”をカバー。Nasはクリップの中で「今日と変わらない。いまのラップと同じなんだ。彼らはストリートやギャングの生活や金儲けとかこの世界の黒い部分についてラップしていて、ラップっていうのはいつもここにある自然で詩的なものなんだってことがわかるよ。英語と黒人が存在する限り、ラップがあったんだ」とこの曲への想いを語る。

シリーズは「PBS」にて5月16日にスタートし、このオールスターによるパフォーマンスを含んだエピソードは6月6日に放送される。『American Epic: The Collection』と称した100曲コレクションとサウンドトラックアルバム『American Epic: The Soundtrack 』はJack自身のレーベル米「Third Man Record(サード・マン・レコード)」と米「Legacy Recordings(レコード・レコーディングス)」から5月12日にリリースされ、またセッションレコーディングが収録された『American Epic: The Sessions』は米「Columbia Records(コロムビア・レコード)」から6月9日に発売される予定だ(上記いずれも現地時間)。モダンテイストの“On the Road Again”を上の予告ビデオでぜひ視聴してみてほしい。