Banksy が自身のプロダクトを販売する Gross Domestic Product™ を開設

英国議会を風刺する“Devolved Parliament”が自身の作品の最高落札価格を更新するかが注目される匿名のストリートアーティスト Banksy(バンクシー)。そんな彼が、英ロンドン郊外のクロイドン地区に、自身のアートワークを展示したポップアップスペースをオープンしている。

『Gross Domestic Product™(国内総生産)』と名付けられたこのショップ。公式Instagramによると、この『GDP』はBanksyによるホームウェアブランドであり、最初で唯一のストアだという。一見、何の変哲もない店に見えるが、実はドアが開かないため中には入れない。店内に展示されている作品はショーウィンドウから眺めることができる。その中には、イギリス人ラッパーStormzy(ストームジー)のためにBanksy本人が特別制作した英国旗をあしらった防刃ベストをはじめ、世界的食品メーカー「Kellogg’s(ケロッグ)」のシリアルでお馴染みのキャラクター Tony The Tiger(トニー ザ タイガー)をモチーフにしたカーペット、そして彼の代表作である“Rage the Flower Thrower”や“Girl with Balloon”を用いたプロダクトが並ぶほか、Banksy特有の皮肉めいたインスタレーションの数々が展示されている。

Banksy本人が『Belfast Telegraph』に語った内容によると、とあるグリーティングカード会社が“Banksy”という名称の権限を(不当に)取得し、Banksyの名の元に商品を販売しようと試みていたという。自分の名が無断に商品化されることに嫌気が差した彼は自らのプロダクトを販売することを思い立ったようだ。10月1日(現地時間)から2週間限定で開店される『Gross Domestic Product™』のショーウィンドウには、Banksy本人によって次のように書かれている。「誰もが購入できる物を提供したいと思って、価格はお手頃な10ポンドから設定しているけど数量は限定なのさ。全ての商品は英国内で手作りされたもので、リサイクル素材を使用している」

先述したように店内に入ることはできないが、公式オンラインストアが開設されており、近日中に商品が販売されるようだ。店舗の様子が気になる方は上のプレイヤーからチェックしてみよう。

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