エディ・スリマン劇場の幕が再び上がる CELINE 2019年秋冬メンズコレクション

昨年遂に復活の狼煙をあげたHedi Slimane(エディ・スリマン)。2018年9月に全貌が明らかとなった〈CELINE(セリーヌ)〉2019年春夏コレクションは良くも悪くもHedi節が全開だったため、賛否両輪が絶えなかった。そして今回発表された2019年秋冬メンズコレクションも同じく、“ザ・Hedi Slimane”といえる内容。

イギリスの若者に着想を得たという今季も〈Saint Laurent(サンローラン)〉さらには〈DIOR(ディオール)〉時代にも通じるような“ロック”という不変の方向性は揺るがず、テディジャケットやアニマルプリント、スタッズレザーなどのピースが多数登場。そしてHediといえば後に続くスキニーパンツの始祖といっても過言ではないが、今コレクションでは、ややワイドシルエットなスラックスやデニムもラインアップ。ショーの演出には幾何学的デザインの巨大な球体が宙を移動し、カナダのバンド、Crack Cloud(クラック・クラウド)がこのランウェイのために作曲した“Philosopher’s Calling”が鳴り響いていた。

またしても、旧〈CÉLINE〉ファンにとっては嘆かわしい(?)コレクションとなってしまったが、長年のHedi信奉者とっては十分に期待に応えた内容といえるだろう。

あわせて、パリファッションウィーク期間中にオープンされた〈Fear of God(フィア オブ ゴッド)〉のショールームもお見逃しなく。