年内での閉店が報じられたパリの colette が手がけてきたコラボスニーカー10選

先日パリのセレクトショップ『colette』がその20年の歴史に幕を下ろし、今年12月に閉店するというニュースが報じられ、世界のファッション業界に衝撃が走った。近年は共同創設者のSarah Andelman(サラ・アンデルマン)が舵を握り、その型にはまらないスタイルで世界中のファッションフリークたちを虜にしてきた同店はハイエンドなラグジュアリーファッションだけでなく、Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)手がける〈Off-White™(オフホワイト)〉やLuke Meier(ルーク・メイヤー)がデザイナーを務めた当時の〈Supreme(シュプリーム)〉など多くのストリートウェアブランドまでをもフィーチャー。また、〈Rolex(ロレックス)〉の時計からフィジェットスピナー、そしてスニーカーまで幅広いジャンルのアイテムを展開してきた世界のファッションシーンにおける名店中の名店である。そして本稿ではそんな『colette』がこれまでにコラボレーションしたフットウェアの数々から10足のアーカイブをピックアップ。パリの超老舗ブティックの軌跡を振り返る。

Raf Simons x colette x COMME des GARÇONS x Vans Slip-Ons (2005)

〈Raf Simons(ラフシモンズ)〉の2003年春夏コレクション“Consumed”のグラフィックを採用し、2005年にリリースされた〈Raf Simons〉x『colette』x〈COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)〉x〈Vans(ヴァンズ)〉のスリッポンは今日でも圧倒的な人気を誇っている。キャンバス素材のアッパーは“Refuse”、“Expendable”、“Chaos”、“π”、“Amnesia”のロゴが、そしてインソールには〈Raf Simons〉、『colette』meets、〈COMME des GARÇONS〉のロゴが配された。

La MJC x colette x New Balance 1500 (2006)

2006年にクリエイティブエージェンシー「La MJC」と『colette』は〈New Balance(ニューバランス)〉の100周年を記念し、〈New Balance〉1500を手がけた。カーボンファイバーのようなトゥボックスとヌバックを用いたアッパーを特徴とし、グレーと赤紫の色がアクセントに。リリースされて10年が経つが、この1500はリセールマーケットにて1,000ドル(およそ11万円)の値がつけられているとか。

colette x ellesse “Fab 5” Assist 1 (2011)

〈ellesse(エレッセ)〉の“Fab 5”は世界を代表する5つのショップを招聘したプロジェクトで、その3番目のリリースとなった『colette』とのコラボレーションモデルは同ショップを象徴するクラシックなブルーが特徴的。アイコニックなAssist 1のシルエットをベースに、ポルカドットのシューレースでポップに仕上がり、150足限定のリリースとなった。

La MJC x colette x Reebok Instapump Fury (2014)

クリエイティブエージェンシー「La MJC」と『colette』がタッグを組み、〈Reebok(リーボック)〉のインスタポンプフューリーを手がけ、そのクラシックモデルの20周年を記念した。アッパーにはグレーのフリース素材とレザーを用い、バンプがアクセントに。

colette x adidas Originals Stan Smith (2014)

100足限定で販売された〈adidas Originals(アディダス オリジナルス)〉とのコラボレーション。『colette』のブルーがStan Smithのアイコニックなグリーン色を取って代わり、インソールやヒールにブランドロゴ、シュータンには『colette』のポルカドットが施された。

colette x NikeLab NikeCourt Zoom Vapor Tour 9 and Tennis Classic (2015)

この〈NikeLab(ナイキラボ)〉とのコラボフットウェアはMaria Sharapova(マリア・シャラポワ)の全仏オープン復帰を記念しデザインされた。Zoom Vapor Tour 9はSharapovaの勝利にインスパイアを受け、インソールには“I am not the next anyone, I am the first Maria Sharapova.”という彼女の言葉を引用。Zoomミッドソールに加え、LunarlonとAdaptive Fitテクノロジーを搭載し通気性と軽量性に優れた一足になった。

KITH x colette x PUMA Footwear Pack (2016)

〈PUMA(プーマ)〉のDisc BlazとBlaze of Gloryのシルエットを『colette』のアイコニックなブルー色のヌバックが包んだ。ホワイトのTrinomicミッドソールを採用することで快適な履き心地を提供。それぞれのヒールには『colette』のロゴと〈KITH(キス)〉の創設者Ronnie Fieg(ロニー・フィグ)の名前を配した。

colette x New Balance 2016 Spring/Summer MRT580 Pack (2016)

2016年の〈New Balance〉と『colette』のコラボではMRT580を再構築し、2つのカラーウェイで展開した。アッパーにはブルーとグレーのヌバック素材を使い、REVLITEミッドソールを採用し優れた軽量性を提供。

colette x Nike Air Woven (2017)

2012年にコラボフットウェアをリリースして以来、5年ぶりのコラボレーションで『colette』の20周年を記念し、〈Nike〉Air Wovenを手がけた。ブルーとホワイトのコンビネーションが特徴的な一足となった。

colette x Converse x Club 75 “Triple C” (2017)

パリ発の〈Club 75(クラブ75)〉とタッグを組み、2017年の夏に向け“Triple C”コラボレーションをローンチ。『colette』の20周年、〈Club 75〉の旗艦店オープン2周年を記念したもので、フランス国旗の3色を用いOne Starをブルーで、Chuck Taylor ‘70sをレッドとホワイトでデザインした。Chuck Taylor ‘70sの2足にはパリのグラフィックデザイナーSo Me(ソー・ミー)によりデザインされた取り外し可能なパッチがついており、One Starはブルースエードのアッパーに、ヒール部には“Happy 20th colette”のテキストが刺繍された。