Dior が東京で開催した2019年プレフォールコレクションの舞台裏に潜入

Kim Jones(キム・ジョーンズ)がディレクターに就任した〈Dior(ディオール)〉が、メンズファッション史上初となるプレフォールコレクションのファッションショーを東京湾岸沿いのテレコムセンターで開催した。〈Dior〉およびKJと日本の関係性や全45体のルックについてはこちらで言及しているが、『HHHYPE』は格式高い歴史あるフレンチメゾンの招待を受けて、特別にバックステージの取材を敢行することに成功した。

バックステージは決して和やかでも空気が張り詰めているわけでもなく、モデル、メイク、スタイリスト、演出家など、コレクションを作り上げるクリエイター陣の熱意が充満し、程よい緊張感が流れる。そんな中で、Kim Jonesはメディアからのインタビューに応じ、世界的帽子デザイナーのStephen Jones(スティーブン・ジョーンズ)は自身の手がけた帽子の解説動画を撮影するなど、ランウェイ目前とは思えない余裕ある対応からは〈Dior〉の懐の深さを感じた。

会場はKAWS(カウズ)とYOON(ユン)を招聘したKim Jonesのデビューコレクションの構造と同じく、今季のメインパートナーである空山基の超巨大セクシーロボを中心に、その周囲にランウェイ、さらにそれを取り囲むように客席を設置。開場後は藤原ヒロシ、滝沢伸介、村上隆、emma、秋元梢、VERDY、河村康輔、小木“POGGY”基史、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)、David Beckham(デビッド・ベッカム)、Bella Hadid(ベラ・ハディッド)ら豪華セレブリティや業界のキーパーソンたちが続々と駆けつけ、友人との久しぶりの再会を楽しんだりするなど、ショーの開演まで各々を時間を楽しんでいた。

しかし、ショーが始まると会場はサイバー感溢れるフューチャリスティックな空間に一変。メンズモデルたちは〈Dior〉が送り出す“ロボット”と化し、メタリックなショーピースやKJが再解釈した伝統のテーラードスタイルを身み、フィナーレ直後には視覚に訴えかけるレーザーライトのパフォーマンスを披露。空山基のセクシーロボとの圧巻のコラボレーションに、会場は興奮を隠せなかった。

上のフォトギャラリーではキーピースへのクローズアップをはじめ、コンセプトを感じるディテールやゲストのスナップなど、〈Dior〉のプレフォールコレクションをランウェイルックとは別のアングルから切り取っている。是非この機会に、東京のファッションシーン、そして〈Dior〉にとって忘れられない瞬間となった1日の熱量を体感してみてはいかがだろうか。

〈Dior〉2019年プレフォールコレクションのランウェイルックは、こちらから。