80年代から90年代のクラブカルチャーに感化された、Dior Homme 2017年秋冬コレクション

A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)からBoy George(ボーイ・ジョージ)まで、さまざまなファッションアイコンたちがフロントロウを飾る中スタートした、Kris Van Assche(クリス・ヴァン・アッシュ)による〈Dior Homme(ディオール・オム)〉2017年秋冬コレクション。“RAVE PARTIES”といったテーマを掲げたため、多くは華やかなルックが登場すると予想していたが、ファーストルックはなんとブラックスーツ。独創的かつ斬新的なマテリアルとシルエットでアップデートしたトラディッショナルなスーツスタイルがショウの前半を盛り上げた。中盤からは鮮やかなブルーとオレンジのアクセントが加わったルックが続々と登場。その中でも多くの目を奪ったのは偉大なるChristian Dior(クリスチャン・ディオール)のポートレートと“They should just let us rave”という文字が施されたセーターであった。そして終盤には今季のテーマである“RAVE PARTIES”が表れたヴィジュアルをプリントしたブルゾンや、パンツ、コートなどが登場し、来場者を最後の最後まで魅了したのであった。もしディオール氏がまだ生きていたとすれば、アッシュ氏のトラディッショナルかつモダンな最新コレクションに大きな拍手送るであろう。