海に浮かぶ高級旅館『ガンツウ』で“和”のラグジュアリーを堪能

高級旅館がそのまま船になった『guntû(ガンツウ)』は最大38名が宿泊できる小型の豪華客船だ。広島県尾道市のベラビスタマリーナを発着港とし、瀬戸内海沿岸を周遊する。設計は建築家の堀部安嗣が担当。客船としては珍しい切妻屋根は、屋根瓦の多い瀬戸内の景観に馴染むよう設置され、特徴的なシルバーの船体は、あたかも瀬戸内海と一体化するように海面の色を映し出す。

全19室の客室全てがテラス付きのスイートルーム。1室あたりの広さは50平米から90平米、いずれの部屋も海に面しているため、オーシャンビューを独り占めできる。また、内装には様々な木材がふんだんに使用され、木の温もりがくつろぎのひと時をもたらしてくれることだろう。そして、共有スペースの充実も魅力のひとつであり、展望台、縁側、ラウンジ、ジム、トリートメントルーム、 サウナ付き大浴場などが利用可能。食事はオールインクルーシブで、 老舗割烹『重よし』監修のもと、地元産の食材を贅沢に使い、一人一人の好みにあわせて調理、提供される。さらに、ダイニング・エリアには、鮨カウンター、 ティールーム、バー/カフェも設けられ、瀬戸内エリアの季節の名物をはじめ、洋食、寿司、和菓子なども楽しめるようだ。

気になる料金は、1泊40万円から。だが、船外アクティビティも用意されており、漂泊した島々での海岸の散歩や、地元の漁師に教わる釣り体験など、船内で過ごすラグジュアリーな時間とは異なる瀬戸内のローカルな魅力にも触れることができるはず。航路は東回りと西回りの全6コース、2~3泊のツアーが中心となる。ラグジュアリーな船旅を経験したい方は『guntû』の公式サイトから詳細を確認してみよう。

建築やデザインがお好きな方は、絶好のロケーションに建つ建築家・隈研吾が設計を手掛けた静岡県のカフェもあわせてチェックしてみてはいかが?