Kendrick Lamar と SZA がMV内のアート作品無断使用で告訴されるという事件が勃発

2018年2月上旬にそのミュージックビデオが公開されたラッパーのKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)とSZA(シザ)によるコラボ楽曲“All The Stars”。音楽レーベル「Top Dawg Entertainment(TDE)」に所属する実力派2人による楽曲であり、Kendrickが監修した映画『ブラックパンサー』のサントラの収録曲ということもあって注目を集めていた同楽曲だが、今回そのMVを巡った裁判沙汰の事件が勃発。

訴えを起こしたのは、ニューヨークに拠点を置くイギリス系リベリア人アーティストのLina Iris Viktor(リナ・アイリス・ビクター)。彼女が許可なくそのアート作品を使用されたとと主張しているのはビデオ内で3:00頃からはじまる約20秒間のシーンであり、そこでは確かに彼女が描くアートワークと見分けが付かないぐらい似た世界観が展開されていることが確認できる。

実はこの今回の盗作騒動は、一部のSNSユーザーたちにMVが公開されてから間もなくして発見され、話題となっていた。そのためLina Iris Viktorがそのビジュアルの共通性を確認したのも公開後すぐであったようだが、当初彼女は訴訟のような形ではなく、もっと穏やかな形での解決を望んでいたとのこと。報じられているところによると、自身のアートワークとMV内のビジュアルの共通性を確認した彼女はKendrickとSZAが所属する「TDE」に、「使用許可及び使用料なしにアート作品を使用した件に関して、その平和的解決に向けて話し合いたい」という旨の文書を送ったとのこと。しかし「TDE」から今回の件に関する満足の行く返答は得られなかったようで、残念ながら今回のような訴訟沙汰になってしまったとしている。まだその訴訟問題の行方がどうなるかは神のみぞ知るところではあるが、まずは今一度その“All The Stars”のMVを確認してみてはいかがだろうか。

シーン屈指の実力派シンガー Frank Ocean(フランク・オーシャン)が2016年にリリースした『Blonde』に参加した音楽プロデューサーを告訴したという衝撃ニュースもあわせてご確認を。