故 Mac Miller の半生を描いた自伝的物語が“最も映画化が待望される作品”に

2018年9月7日(現地時間)、薬物過剰摂取により26歳の若さで他界したラッパー Mac Miller(マック・ミラー)ことMalcolm McCormick(マルコム・マックコーミック)。そんな彼の波乱満場な人生を描いたストーリーが、まだ映画化されていない優秀な脚本を選出する『The Black List』の2019年度版に選ばれた。

『Blue Slide Park(仮)』と題された同脚本。これは、間もなく発売を迎える米ジャーナリスト Paul Cantor(ポール・カンター)によるMalcolmの伝記をもとに、脚本家のKyle Anderson(カイル・アンダーソン)とMichael Vlamis(マイケル・ヴラミス)のタッグによって脚色されており、そのストーリーは成功への道のり、家族、友情、恋愛、薬物など、名声に対するプレッシャーと戦っていた彼の人物像を赤裸々に描いているという。2019年初旬、カナダ出身の映画監督 C.J. Wallis(CJ ウォリス)による映画化が発表されていたが、Malcolmの遺族の反対によって白紙状態となっていた。

『Blue Slide Park』が選出されたこの『The Black List』とは、Leonardo DiCaprio(レオナルド・ディカプリオ)率いる映画製作会社「Appian Way Productions(アッピアン・ウェイ)」の幹部を務めていたFranklin Leonard(フランクリン・レナード)が2005年に立ち上げた脚本アンケート。ハリウッド界を拠点とした映画スタジオや制作会社をはじめ、映画の出資者、俳優など、日頃から映画脚本に目を通している業界人らが、お気に入りの脚本を投票する形で実施。その基準は“カネになるか”ではなく、“最も独創的で潜在性のある作品”としている。ちなみに今や誰もが知る映画『ソーシャル・ネットワーク』『スラムドッグ$ミリオネア』『レヴェナント:蘇りし者』といったアカデミー賞作品らも、実は本リストから発掘されていた。

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