スイスの高級ウォッチメーカー Patek Philippe のプロダクトが腕時計としての史上最高落札額を更新

去る2019年11月9日(現地時間)、約180年に及ぶ歴史と伝統を誇るスイスの名門時計ブランド〈Patek Philippe(パテック フィリップ)〉による腕時計が、スイスのジュネーブで開催された国際チャリティオークション『The Only Watch(オンリーウォッチ)』にて時計としては史上最高額となる3,100万スイスフラン(約34億円)で落札されたことが明らかになった。

“世界で最も高い腕時計”というタイトルと共に落札されたのは、Grandmaster Chime(グランドマスターチャイム)6300A-010というモデル。内部には計1,366個の部品が組みこまれており〈Patek Philippe〉の数あるモデルの中でも最も複雑な設計で製作されたという。また、ケースはローズゴールド/ブラック配色のダブルフェイス構造で、表裏どちら向きでも試着が可能な仕様に。さらに、本オークションに寄贈するために特別に製作されたと本ウォッチ。文字盤にはその証として“The Only One”と記されており、同モデルのエクスクルーシブ性とその価値を強調する唯一無二のタイムピースだという。

ちなみに、これまでに“世界一高い腕時計”の座に君臨していたモデルは、同じく〈Patek Philippe〉が1932年に製造したゴールドの懐中時計。当時、アメリカ・ニューヨークの銀行家であり芸術愛好家のHenry Graves Jr.(ヘンリー・グレーブス・ジュニア)から注文を受けて製作された貴重な1点のもので、2014年に『Sotheby’s(ササビーズ)』主催のオークションにて2,320万スイスフラン(当時の額で約28億円)で落札されていた。

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