Q&A : 『ALL GONE』のマイケル・デュポイ

今年も発売されたストリートカルチャーのアーカイブバイブル『ALL GONE』。世界各国を廻りローンチイベントツアーをしてきたファウンダーのMichael Dupouy(マイケル・デュポイ)は、今年も3月に東京上陸。『ALL GONE』10周年となった昨年のインタビューでは、本への思い入れや、現代のカルチャー、ファッションについてなどを語ってくれたが、1年後となる今回は、彼のキャラクターに注目。Michaelのプライベートが垣間見られるQ&Aを敢行した。彼の丁寧な回答を、以下よりご覧あれ。

今回発売された2016年版『ALL GONE』はローンチイベントが行われたリニューアルした『GR8』ほか、取扱店にて世界3000冊限定でリリースとなった。

- 出身地とその土地で有名なものを教えてください。
出身はパリだよ。有名なもの……残念ながら最近はバイオレンスな事件で有名だね。でもやっぱりファッションやパリ独自のカルチャーっていうのは世界的に知られていて誇れるものだと思ってるよ。

- 最近仕事中によく聴く音楽は?
いい質問だね!Sampha(サンファ)、Justice(ジャスティス)、それとBrodinski(ブロディンスキ)がHoodRich Pablo Juan(フッドリッチ・パブロ・ジュアン)と最近出したミックステープもいいね。それから、Gucci Mane(グッチ・メイン)、Peewee Longway(ピーウィー・ロングウェイ)、Young Dolph(ヤング・ドルフ)みたいなU.S.サウスのサウンドも好きだよ。

- キャリアや人生の支えになった名言などはありますか?
僕の会社「La MJC」のモットーにもしている言葉、“Vivre Sans Temps Mort”っていうのは、僕が世界で一番好きな言葉なんだ。直訳すると「死んだような時間を過ごさずに生きろ」みたいな意味なんだけど、パリ五月革命以降のフランスのゼネラルストライキや学生運動から生まれたスローガンなんだ。学生や労働者が、自由と平等と自治を訴えた運動で、押し付けられたルールに屈せず自由に自分らしく生きるべきだっていうメッセージが込められてる。それが自分の生き方と重なるし、そういうふうに在りたいと思ってるんだ。

- 犬派?猫派?
うーーん、Busy P(ビジーP)やSo Me(ソー・ミー)と一緒にCool Catsっていうブランドをやってたから、猫って言うべきなんだろうけど、家では猫じゃなくて犬を飼ってたんだ(笑)。だから表向き、ファッション向きの答えは猫派、でも動物としては犬派って書いておいてよ(笑)。

- 今日履いている靴は?
Nike VaporMax “Triple Black”。サイコーだよ。

- ピザのミミは残す方?
残す。ちょっとでも太りたくないってことでね(笑)。

- 得意料理は?
全然料理しないんだ。バスタを茹でるくらいならできるけど、料理は苦手。君らを家に招くなら、料理は買うか、誰か得意な人に作ってもらうよ。美味しい店は色々知ってるんだ。

- 今回のアジアローンチツアーはどうでしたか?
ドバイから、中国の成都市までの旅は目が回るようだったけど、どの都市もとても歓迎してくれたし、本も完売が続いて本当に感謝してるよ。そして今回のツアーファイナルを東京で迎えられてすごく嬉しい。世界で一番好きな街のひとつだからね。