アメリカ政府が『ブラックパンサー』に登場した“ワカンダ”を自由貿易リストへ?

全米での公開からわずか11日で世界興収10億ドル(約1,100億円)を最速で達成し、全世界興収歴代9位(本稿執筆基準)を樹立した「Marvel Studios(マーベル・スタジオ)」による映画『ブラックパンサー』。そんな大ヒット作に登場する架空の国“ワカンダ”が、なんとアメリカ政府の自由貿易協定(通称、FTA)の対象国リストに掲載されていたことが発覚した。

同作の主人公ブラックパンサーの祖国であるこの“ワカンダ”は、豊富な資源に加え唯一無二の最先端テクノロジーを誇る超文明国家として描かれる。また、作中では世界を変えられるほどのパワーを潜めた希少な鉱石“Vibranium(ヴィブラニウム)”の産地とされ、ブラックパンサーをはじめとする「Marvel」ヒーローたちのスーツや武器をはじめ、装飾品、建物などにこの金属が用いられている。

そんな架空の国が、米国による自由貿易リストに載っていたことを発見したのは、ニューヨーク在住のソフトウエアエンジニアのFrancis Tseng(フランシス・ツェン)という人物。Francis氏は、米国の農産物関税に関するデータを探していた際、米政府の公式WEBサイトにてワカンダの名前を目撃。その後『Twitter』をはじめとするネット上で大騒ぎとなったわけだが、これに気付いた米農務省は慌ててワカンダを削除。この珍事件について米農務省の広報官は、「資料のメンテナンスおよびテスト中に起きたミス」と弁明している。

ちなみに削除前に公開されていたそのリストには、肉類、乳製品、タバコ、アルコールといったものが自由貿易の対象として掲載されていたものの、ワカンダの特産品(?)であるヴィブラニウムは残念ながら含まれていなかったそうな。

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